飛躍の年 (にしよう) 2020
あけましておめでとうございます
そして初めまして、デザイナーの藤原麻美と申します
初物だからおめでたいはず 初日の入
普通は初日の出のところ、初日の入です
初日の入を眺めながら思い返すと
「1年早かったな~」なんて話が飛び交う2019年12月に私は入社しました
ひとりだけ始まった感でいっぱいです
2020年は飛躍の年にしたい!
デザイナーとして色々なことを勉強しつつこれから積み重ねていこうと思います
ちょっとだけ自己紹介
前職では造花を販売する仕事に就いておりました
アールグラフに入社した今でも趣味でアレンジメントや小物作りを楽しんでいます
・白のイメージ
・大輪のローズかピオニー
という家族の要望があったので、それを踏まえて作ってみました
自宅ダイニングに飾っているアレンジメントを年始用にチェンジです
牡丹・芍薬 そして、ピオニー
実は造花でいう「ピオニー」は牡丹・芍薬どちらも指します
商品名もピオニーでほとんど統一されています
どちらも指すので私の中では「ピオニーはピオニー」という認識です(つまり牡丹でも芍薬でもない)
ところで、牡丹と芍薬って何が違うのか調べてみたところ
葉と蕾の形で区別できるので、見た目も違う訳なのですが
牡丹が「花王」と呼ばれるのに対し、芍薬は花の宰相「花相」と呼ばれ
牡丹=観賞用 芍薬=漢方用(根っこが)
それぞれ別の用途で日本へ伝来して、歴史も異なるようです
さて、造花の方に話を戻して・・・
秋冬向けのピオニーは牡丹っぽいものが多く
いかにも「お正月ですね!おめでたい!」っていう雰囲気になるので
それは避けて、生成りの生地に繊細なラメが付いたピオニーをチョイスしました
触るたびにラメ落ちして手につくわ床に落ちるわ大変なんですけど
こういうのは生花にはない良いところのひとつですね
個人的に好きな花材、ネリネリリィ
あとは高さと動きが出る花材(スプレーローズ、カールティンティン)を足して
束ねるワイヤーがなかったので花器に投げ入れしました
今後、造花を使った作品も作っていけたらいいなーと考えていたりもしますが
まずは覚えること、学ぶことが沢山あります
コツコツ、誠実に、目の前の仕事と向き合って頑張っていきます