【Illustrator】文字を伸ばしてデザイン【初心者】
こんにちは〜〜!藤原です!
そろそろ10月に入ろうとしていますが、大阪の日中はまだ暑いし日差しも強い…
朝晩は涼しくなってきましたが、まだ扇風機は仕舞えないかな〜と思うこの頃です。
文字の一部が伸びたようなデザイン
このような文字の一部が伸びたようなデザインは見たことがあるのではないでしょうか?
手書き風の筆記体(スクリプト書体)などの文字ではよく見られるデザインですが、
最初や最後の文字にニョロっとしたような飾りがついているものを「Swash(スワッシュ)」と呼ぶのだそうです。
ロゴやキャッチコピーなど、目立たせたい文字に使うとグッとデザインのクオリティがアップします。
自分で描いたパスと文字を合体させて作るのですが、方法は簡単なのでご紹介いたします!
テキストを用意する(テキストをアウトライン化)
フォントはなんでも良いのですが、
例のようなデザインの場合、線に強弱がある方が良いので明朝体のフォントがおすすめです。
「明朝体」は線に強弱があり、毛筆で書いたような「はね」や「はらい」があるのが特徴的な書体です。
デザインで使用する上では読みやすく、また、繊細な印象を持つので和風や高級感のある表現に向いています。
テキストはアウトライン化しておきます。
テキストを選択した状態で、上部のメニューから【書式】 → 【アウトラインを作成】
ショートカット【 ⌘command + shift + O 】でも可能です。
(Windowsの場合は【 ctrl + shift + O 】)
一度アウトライン化してしまうと、文字の打ち替えなどの再編集はできなくなってしまうので、
アウトライン前のテキストを別レイヤーにコピぺしておくなど、
やり直しができるように、アウトライン前のデータは置いておくようにしましょう。
個別に編集できるように【グループ解除】しておく
一文字ずつ手を加えたり、大きさや位置などを調整したい場合は、
アウトライン化したテキストのグループを解除しておくと編集しやすいです。
アウトライン化したテキストが選択されている状態で、【右クリック】 → 【グループ解除】
【ブラシツール】で描く
ブラシツールで文字の一部が伸びているような飾りを描きます。
ツールバーから「ブラシツール」のアイコンをダブルクリックすると、「ブラシツールオプション」のパネルが開きます。
パネルの「精度」のスライダーを一番右端の「滑らか」にして、「OK」で反映しましょう。
パネルで設定を終えたら、ブラシツールで描きます。
(例では分かりやすいように描いた箇所を黄色にしています)
描き終わったら、上部のオプションバーからブラシ定義を「基本」にして、
テキストから繋がるように線の太さを変更します。
【線幅ツール】で調整する
ツールバーの「線幅ツール」に切り替えて、先ほど描いた線の太さを調整していきます。
「線幅ツール」でパス上のアンカーポイントから外側にドラッグすると線が太くなると思います。
外側にドラッグすればするほど太くなるので、
自然な感じになるように、アンカーポイントの必要な箇所で線の太さを調整します。
【アピアランスを分割】でパスに変更
線の太さが調整できたら、上部のメニューから【オブジェクト】 → 【アピアランスを分割】
すると、調整した太さのアウトラインがパスになります。
テキストとパスを【合体】
テキスト、描いたパス、全てを選択した状態で「パスファインダーパネル」から「合体」のアイコンをクリック。
パスファインダーのパネルが表示されていない場合は、
上部メニューから【ウィンドウ】 → 【パスファインダー】を選択してチェックを入れましょう。
完成!
これで、元のテキストと描いたパスがひとつのオブジェクトになりました!
色や効果をつけていく
デザインのイメージにあわせて、オブジェクトに色や効果をつけていくと…
「うるつや」感が増したのではないでしょうか 笑
効果などをつける時は、オブジェクトを「複合パス」にしておくと良いです。
オブジェクトを選択している状態で、上部メニューから【オブジェクト】 → 【複合パス】 → 【作成】
いかがでしたでしょうか?
イラストのようにしたり、スポーティーな雰囲気にしたり……フォントや飾り次第で表現が広がります。
単純な線ならマウスでも十分描くことができますので、色々組み合わせてデザインしてみてはいかがでしょうか?
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