【Illustrator】マスクで切り抜き〜クリッピングマスク〜【初心者】
こんにちは〜〜藤原です〜
私ごとですが、GW過ぎてから鳥取に行ってまいりました!
あいにくの雨でしたが、鳥取砂丘にも登ってきましたよ(想像していた10倍のしんどさ…)
日本最大級の中国庭園・燕趙園(えんちょうえん)に行ってまいりまして、その時の1枚です 笑
三景軒(さんけいけん)という建物から撮ったものなのですが、三方向に丸い窓があって建物内の石の腰掛から見ると窓の向こうの景色が絵画のように見えるというもの…
スマホのパノラマ撮影で撮ったら、こんな面白具合になりました(せっかくの三景軒の良さが…)
鳥取といえば砂丘のイメージですが、美術館があったり庭園があったり…
なかなか楽しいところでした!
◆ 前回のふりかえり
さて、本題ですが…
前々回と前回で2回に分けて「水彩っぽく見せる」方法をツールや効果を使ってご紹介いたしました。
(前回の記事内容は下記リンクよりご覧いただけます)
前々回👉👉👉【Illutlator】手描きっぽく見せたい 〜水彩編〜【初心者】
前回👉👉👉【Illutlator】手描きっぽく見せたい 〜水彩応用編〜【初心者】
水彩のテクスチャーを重ねて、全体的にイラストを水彩タッチのように見せることができる、というところから…
効果「コピー」と描画モード「オーバーレイ」などを使って、仕上がりをワンランクアップしてみよう!というお話でした。
今回はガラッと内容が変わりまして、「マスク」についてご紹介したいと思います!
「マスク」とは
「マスク」とは、オブジェクトや写真などをトリミング(切り抜き)する機能のことで、デザインでは非常によく使います。
「切り抜き」というものの、不要な部分を削除している訳ではなく隠してくれる機能です。
その中でも今回は、「クリッピングマスク」についてご紹介いたします!
「クリッピングマスク」とは、オブジェクトや画像などをもうひとつのオブジェクトのサイズに合わせてトリミングができる機能の事です。
例えば、こちらのアイコン画像ですが、
これはイラストを丸オブジェクトでクリッピングマスクした画像です。
このような丸く抜いたデザインは良く見かけますよね?
クリッピングマスク
クッキー生地を型抜きでくり抜くのをイメージしてもらうと分かりやすいと思うのですが、
トリミングするオブジェクト(型抜きの型)とトリミングしたいオブジェクトor画像(型抜きされる生地)を用意します。
あとは、クッキー生地をくり抜くのと同じように、型が上になるように2つを重ねます。
型になるオブジェクトの方は塗りや線などお好きなように設定しても良いですが、
塗りは「無し」にした方が、トリミングの位置が分かりやすいのでオススメです。
重ねた両方のオブジェクトを選択した状態で右クリック→「クリッピングマスクを作成」
すると、型の通りトリミングすることができます!
マスクの説明した際に「不要な部分を削除している訳ではなく隠してくれる機能」とお伝えしましたが、
マスクされたオブジェクトは位置や大きさを変更することもできます!
マスク後のオブジェクトの上でダブルクリックすると、
クリップレイヤーが開いてそれぞれのオブジェクトを編集することができます。
なので、最初に大まかにクリッピングマスク作成して、後から位置を調整することが可能です。
クリッピングマスクのメリット
画像の切り抜きや編集を行う場合、一度完成させると後から修正や編集を行うことが難しくなります。
なので、編集前の状態に戻すために元のデータを用意しておいたりしますが…
クリッピングマスクはいつでも再編集が可能です。
例えば、カタログなどの制作で一部の画像を挿し替える必要が出てきた場合、
クリッピングマスクで作成していれば、マスク内の画像を変更するだけで済みます。
編集のしやすさでも、クリッピングマスクはとっても便利な機能なのです。
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